出張ワークショップのCARATが行くブログ

大荷物を持って出張タイプの工作教室を開催する日々をつづります

プルースト効果について考える

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 ご訪問ありがとうございます。
出張ワークショップのCARATです。

 

皆さんには何かを思い出しちゃう香りってありますか?

 

私は初夏の少し湿った重たい緑のにおいをかぐと

子供の頃に行ったキャンプの森での出来事を思い出します。

 

そのキャンプは当時通っていた習い事の教室が主催してくれていて
教室の先生と、そこに通う子供だけで2泊3日するものでした。

 

他の地区から参加している初対面の子と相部屋になって
緊張しつつも共通の話題で打ち解けて
飯ごうで炊いたら焦げちゃったお米
水加減を失敗してシャバシャバになっちゃったカレーのルー
誰のせい?!と文句を言いながらもお替りした、普段より早めの夕食
友達と消灯時間後にクスクス笑いながら話したこと

 

一気に脳内を駆け巡ります。

 

そして
毎回同じ記憶を辿る自分がおかしくて
クスっと笑ったりします。

 

そんな風に香りから記憶が引き出されることを

プルースト効果

というそうです。

 

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私がアロマストーンのお仕事を始めて香りに携わるようになった時
一番最初に思いついたことが

 

香りと思い出ってセットになっているということでした。

 

実際、私のキャンプの思い出も

 

焦げたご飯のにおい
薄っすいカレーのにおい
宿泊先の独特な布団のにおいと

 

今嗅いだわけではない匂いまで鼻の奥で感じる気がするし

 

初対面での緊張感や
カレー作りが下手すぎて笑ったことの感情まで乗っかってきます。

 

これは脳の中で
嗅覚と記憶を処理する場所が近いから
こんな連鎖的に紐付くらしく

 

つまり

思い出したい記憶は香りとセットにしたほうが後々まで残りやすいってこと。

(もちろん思い出し具合は人それぞれですけどね。)

 

そう思いついて最初に作った商品が
アロマストーン付きのフォトフレームでした。

 

年度末など旅立ちの季節に
記念の写真やメッセージに香りを添えて相手にプレゼントすると

印象と記憶に残ること間違いありません。

 

もちろんご自宅用に
写真・ポストカード・包装紙・タグ・お子さんの作品などを
お気に入りの香りとセットにして飾るのも素敵です。

 

日常に香りを上手に取り入れるための一工夫。
今日はそんなお話でした。

 

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