出張ワークショップのCARATが行くブログ

大荷物を持って出張タイプの工作教室を開催する日々をつづります

あくしゅのちから

なんとか松の内に済まそうと、次男・三男を連れてリベンジ初詣へ。

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寒川神社 2019 初詣

ちょうど獅子舞の日だったようで、何とか見やすいポジションへと、大門の階段を上った次男。
階段っていってもほんの数段だけど段差ギリギリ最前列だから、落ちたら怖い足の位置。
三男も人波に流されないように気にしながら、足を踏み外しても受けとめられるよう次男の一段下に陣取る私。

 

次男の隣には80代と思われるおばあちゃんが、同じように獅子舞を見ていて。

一昨年亡くなった自分のばあちゃんを思い出し、落ちたらそれこそ一大事!と、息子と並ぶその足が段差からはみ出しすぎないように見ていた。

そしたら、そのおばあちゃんの方から
「階段だから落ちないように気をつけてね。」
って次男に声をかけてくれた。
「余計なお世話でごめんね。でも私もケガしたことあるから、心配なのよ。」って。

 

それをきっかけに少しお喋りした。

 

別れ際、
「これも何かのご縁よね」
と言って手を差し出してくれた。
握ったその手はとても力強くてスベスベで、びっくりするくらいに温かくて。

固い印象の「握手」ではなく、ひらがなで表現したい「あくしゅ」には、温かいちからがあった。


どこの誰とも知らないし、きっともう会えることはないだろうけど、すごく豊かな数分間を貰った。

 

実は階段を上ろうとする時にもカワイイおばちゃん2人と出会っていて。

 

進もうとする息子2人の行く手を阻む2人のおばちゃん。

2対2だからすれ違うの失敗してるのかと思ったけど、それにしてもオロオロが長い。
もしかして息子たちの知り合い?・・・いや、違いそうだ。息子たちも困った様子。

なに?どした?

 

「獅子舞の近くに行くと打ち出の小槌でお払いしてくれて、お菓子もらえるよ。行っておいで!」
やっと足止めできた見知らぬ兄弟に嬉しそうに話しかけ、自分たちがもらったお菓子を手に握らせてくれた。

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獅子舞と、おばちゃんからもらったお菓子。


こんな人ごみの中、子供は他にも沢山いたはずなのに息子たちを選んで、ちゃんと兄弟だってわかって2人に話しかけてくれた。
(だっておばちゃん達は獅子舞がいる方とは逆から来たし、息子たちは兄弟でも顔は似ていない)

 

たわいもないことかもしれないけど、新年早々、良いことあった。

今日出会えたおばちゃん・おばあちゃんにとっても、良き1年でありますように。

 

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